塗料・インキPaints & Inks

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INDUSTRY.01塗料・インキ
金属やコンクリート・木材・フィルムなどの表面を保護したり、美観・機能を付与する「塗料」や、文字や木目などの意匠性を付与する「インキ」は、塗膜となる樹脂、繊細な色付けの役割を持つ顔料、機能を微調整する添加剤を水または溶剤と混合して作られます。
塗料やインキを製造する際、塗膜形成時の生産効率や作業性、そして形成された塗膜の性能を向上させるために、樹脂原料(バインダー含む)の他に、消泡剤、分散・湿潤剤、粘弾性調整剤などの各種添加剤が使用されます。
当社では「水系コーティング材用添加剤」、「非水系コーティング材用添加剤」、「塗料・インキ用樹脂」をそれぞれ用意しております。
塗料の製造工程

水系コーティング材用添加剤

塗料・インキ分野では製造段階から塗装段階に至るまで泡が重要な問題となります。
顔料を分散させる工程と、顔料分散液を希釈する工程では、泡立ちが激しいと攪拌スピードを落とす必要性があるため生産性が落ちます。
一方、建築塗料の塗装では、ローラー塗装が主流であり、ローラーは泡をかみ込みやすい構造をしているため、強力な消泡剤が必要となります。
当社では、消泡剤はもとより、塗料の調色性を向上させる分散剤・湿潤剤、様々な塗装方式に合わせ適切な粘性を付与させる粘弾性調整剤を取り揃えております。

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非水系コーティング材用添加剤

耐塩性、耐久性、耐水性、高光沢が要求される分野では非水系の塗料が使用されます。
当社では、水系と同様、生産効率・作業性・塗膜性能を向上させるための非水系コーティング剤用添加剤を各種(消泡剤、分散・湿潤剤等)ラインアップしております。

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塗料・インキ用樹脂

塗膜が硬く柔軟性(可とう性)が少ないと、僅かな衝撃でも塗膜にひびが入ったり、剥がれたりします。塗膜に柔軟性(可とう性)を持たせることで、被塗物の伸縮や屈曲に対する追従性が増し、ひび割れや剥がれ、膨れなどの塗膜劣化を防ぐことが出来ます。
当社では水系や非水系の柔軟性(可とう性)に優れた塗膜を形成する塗料・インキ用樹脂を各種取り揃えています。

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