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SN デフォーマー 395
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製品名 | SN デフォーマー 395 |
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組成 | ポリエーテル系抑泡剤 |
特長 | ①SN デフォーマー 395は、シリコーンフリータイプの抑泡剤のため、シリコーン系消泡剤と比較し耐汚染性に優れる。 ②SN デフォーマー 395は、水系つや有り塗料用としてはじきの発生が少ない。 ③SN デフォーマー 395は、グラインデイング工程に発生する細かな泡に対しても優れた抑泡効果を発揮します。 |
性状 |
外観 : 灰白色混濁液状 粘度 : 2,000mPa・s ( 25℃) 水分散性 :水に分散しにくい |
用途 |
①エマルション塗料、水溶性塗料(つや有り、半つや有り、外装、内装) ②水系インク ③水系粘接着剤 |
使用方法
- ①SN デフォーマー 395は、水希釈せずに、原液そのままでご使用ください。
- ②SN デフォーマー 395は、塗料に対して0.3~1.0質量%添加し使用するのが標準です。
- ③SN デフォーマー 395は、グライディング工程の抑泡剤として効果を発揮します。
塗料に対してグライディング工程で0.2~0.6質量%、残りをレットダウン工程で添加すると合理的です。
性能評価
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1.つや有り塗料での評価結果
SN デフォーマー 395を配合したつや有り塗料はシリコーン系抑泡剤以上の
抑泡性能を示しました。◆評価方法
1.初期評価
1)塗料に所定量の消泡剤を添加し、ホモジナイザーで混合する。(条件: 1,000rpm x 15分)
2)塗料に対し10質量%の水で希釈する。
3)毛丈11mmのローラーでスレート板に塗装する。
4)発生した泡が目視で初期量の100%消失するまでの時間を測定する。
2.エージング評価
1)上記手法で調製した塗料を2℃, 50℃ で14日間保管し、同様の手順で評価する。
3.ハジキ試験・グロス測定
1)上記手法で調製した塗料をガラス板にアプリケーターで塗装する。(6ミル)
2)24時間乾燥させた、塗膜のハジキとグロス(60o) を評価する。
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2.耐汚染性の評価結果(暴露試験3ヶ月後)
SN デフォーマー 395を配合したつや有り塗料はシリコーン系抑泡剤より優れた耐汚染性を示しました。◆評価方法
①下記配合比にてグロス塗料を調整した。
②塗料を脱泡後、ステンレス鋼板にアプリケーター6ミルで塗装した。
③乾燥1日後、暴露試験を行った。(弊社研究棟屋上)
抑泡性評価用塗料処方:グロス塗料
原料 | wt% | |
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(ミルベース) | 水 増粘剤(SNシックナー634) アンモニア水(25%) 分散剤(ノプコスパース44C) 防腐剤 凍結防止剤(エチレングリコール) 抑泡剤 二酸化チタン(タイペークR-820) |
11.0 1.0 0.3 0.5 0.1 2.5 0.3 22.0 |
(レットダウン) | アクリル系エマルション(50%) テキサノール 抑泡剤 水 増粘剤(SNシックナー621TF) |
57.0 3.2 0.1 1.2 0.4 |
合計 | 100.0 | |
PVC | 16% | |
粘度 | 82 KU |
※使用方法については、SDS、TDSをご覧ください。