メカニズム
破泡剤・抑泡剤・脱泡剤分散剤粘弾性調整剤潤滑・離型剤
  潤滑・離型剤  

■潤滑・離型剤とは
物体と物体が接触する場合において、物体の表面を改質し、接触表面の摩擦を少なく、また接触表面の接着を少なくする薬剤である。

■作用機構
潤滑・離型効果を付与し耐ブロッキング性、耐磨耗性、耐スリ傷性を向上させるには、物体表面を接着しにくくする必要がある。接着は分子の分極に基づいて、正の電荷を持つ部分と負の電荷を持つ部分との引っ張り合いによって起こるものであるから、潤滑・離型剤としては分極のないもの(非極性物質)が選ばれる。これらの物質は表面張力が低く、物体表面に集まりやすい性質も有するので効果的に機能を発揮する。非極性物質の例としてはワックス類(パラフィンワックス、ポリエチレン、天然ワックス、ポリテトラフルオロエチレン等)、シリコーン樹脂等がある。

ブロッキング
極性基の異符号電荷の引合い
スリップ(耐ブロッキング)

…… 塗膜や接触物体に存在する極性基
(−OH、−NO2、−CO、−NH2、−NH、−O−CH3 等)
…… 非極性物質の粒子=スリップ剤
(表面が−CH3、−CH2−、−CF3、−CF2− 等)